そもそも会社とは、顧客のために存在している集合体であり、従業員のために存在しているわけではありません。

そんなこと、多くの従業員の皆様は分かっています。

だからこそ、社長は顧客に何を届けるのかを明確に示し、その明確さと一貫性が従業員にとって働く誇りになるのです。

決して

「従業員に働きがいを持ってもらうにはどうすればいいか」
「従業員を守るために会社としてこの経営判断をするしかない」

から思考が始まってはいけません。

従業員から始める

  • 「従業員に働きがいを持ってもらうには、どうすればいいか」
  • 「従業員を守るために、会社としてこの経営判断をするしかない」

顧客から始める

  1. 社長が、顧客に何を届けるのかを明確に示す
  2. その明確さと一貫性
  3. 従業員の、働く誇りになる
社長の考えは、どこから始めるか 会社は、顧客のために存在している集合体。従業員の誇りは、顧客に何を届けるかの明確さから生まれます。

では、世界的に高い営業利益を獲得している Apple は、どのように組織をまとめているのか。

ブランドエクスペリエンス経営の観点から分析したレポートを、無料でご覧いただけるようにしました

  1. 1983Apple Lisa を発売(9,995ドル)。のちに Mac チームが「明確な目的が欠けていた」と総括
  2. 1984Macintosh 128K を発売。販売予想50万台に対し、実績は3万台
  3. 1985社内の権力闘争の末、ジョブスが Apple を去る
  4. 1986Pixar を買収
  5. 1994「次のストーリーテラーになる」と公言
  6. 1995Toy Story が公開される
  7. 1996年末、Apple に帰還
  8. 1997開発者会議で「顧客の体験から始めて、技術へと逆算しなければならない」と語る。9月28日、Think Different の CM を初めて放映
ジョブスが Apple を去ってから、帰ってくるまで 出典:分析レポート本文(第2部〜第4部)。点線は、ジョブスが Apple にいなかった期間です。

本文と付録、合わせて2点を以下に用意しています。

2つの資料

本文(PDF)と、自社で使うための作業フォーマット(スプレッドシート)です。

分析レポート『ジョブスの傷跡』の表紙
分析レポート本文の表紙 PDF・全10部・130ページ

分析レポート本文

ジョブスの追放から復帰までの12年、Apple が「顧客の体験」を主役に据えるに至った意思決定の組み替えを、全10部で読み解いた本文。

PDF / 全10部・130ページ

レポートを読む

Apple の12年を読み解く

  1. 第1部序章:思考の主役は、いつから顧客になったのか
  2. 第2部ジョブス自身が、思考の主役を間違えていた11年
  3. 第3部Pixar がジョブスを変えた
  4. 第4部復帰後の Apple は、何から決めるようになったか
  5. 第5部顧客の体験を守るために、Apple が捨ててきたもの

フレームワークにする

  1. 第6部ブランドを言葉にする――ブランドベースと BXページ
  2. 第7部顧客の体験を6章で設計する――BXジャーニー
  3. 第8部現場の判断装置――BXアーキテクチャ

自社に持ち帰る

  1. 第9部あなたの会社にも、これがある
  2. 第10部おわりに
全10部を、3つのまとまりで読む 各部の題はレポートの目次のとおりです。3つのまとまりは、この記事で付けた区切りです。

付録一式(BX経営フォーマット)

ブランドベース・BXジャーニー・BXアーキテクチャの3つのフレームワークを、Apple 試作版と自社記入用シートで収録。全10シート構成。

Google スプレッドシート / 全10シート

フォーマットを開く
  1. 1ブランドベース(付録1)9つの要素を埋めて、自社の顧客の物語を見つける
  2. 2BXドック(付録3)9つの要素を、ヒット映画の7つの構造で文章にする
  3. 3BXジャーニー(付録4)6つのタッチポイントすべてで、同じ「○○な自分」を予感させているか確かめる
  4. 4BXアーキテクチャ(付録5)8部門の判断基準と「見なくていい数字」を書き出す
  5. 5捨ててきたもの年表(付録2)ブランドのために何を捨ててきたかを記録する
5つのフォーマットは、この順で埋める 付録1・3・4・5は、Apple 試作版(i-SHOT による分析)と自社記入用のシートがセットです。Apple 試作版は Apple 公式の文書ではありません。

引き続き、皆様の会社がますます彫刻のように洗練度が増すことを、心より願っております。

BX 経営支援パートナー 原田