1. 入れ方
macOS 14 以降の、Apple シリコン(M1 以降)を搭載した Mac でお使いいただけます。ターミナル(「アプリケーション」→「ユーティリティ」)を開いて、次の順に進めてください。
手順1 Homebrew を入れる
すでに入っている方は飛ばしてください。ターミナルで brew -v と打ち、バージョンが出れば入っています。
/bin/bash -c "$(curl -fsSL https://raw.githubusercontent.com/Homebrew/install/HEAD/install.sh)"
手順2 文字起こしの部品(whisper-cpp)を入れる
brew install whisper-cpp
手順3 音声認識モデルを入れる(約 0.5GB)
次の2行を貼り付けます。通信の速さによっては数分かかります。
mkdir -p ~/.voice-input/models
curl -L -o ~/.voice-input/models/ggml-large-v3-turbo-q5_0.bin https://huggingface.co/ggerganov/whisper.cpp/resolve/main/ggml-large-v3-turbo-q5_0.bin
手順4 アプリを入れる
- こちらから zip ファイルをダウンロードします(これまでの版)
- zip を開き、出てきた「VoiceInput」を「アプリケーション」フォルダへ移します
手順5 ログインしたら自動で起動させる(任意)
「システム設定」→「一般」→「ログイン項目」の「+」から VoiceInput を足してください。
2. はじめて開くとき
Apple の開発元の署名を付けていないため、はじめて開くと「開発元を確認できない」「開けません」と表示されます。一度だけ、次の操作で開いてください。
macOS 15 Sequoia 以降
- VoiceInput をダブルクリックし、表示された画面で「完了」を押します
- 「システム設定」→「プライバシーとセキュリティ」を開き、下の方にある「“VoiceInput”は開発元を確認できないため…」の横の「このまま開く」を押します
- もう一度 VoiceInput を開き、「このまま開く」を押します
macOS 14 Sonoma
VoiceInput を Control キーを押しながらクリックし、「開く」を選びます。確認の画面でもう一度「開く」を押してください。
開くと、画面右上のメニューバーにアイコンが出ます。Dock には出ません。
3. マイクとアクセシビリティを許可する
はじめて ⌥Space を押すと、マイクの使用を求める画面が出ます。「許可」を押してください。
話した文字をほかのアプリへ貼り付けるには、アクセシビリティの許可も必要です。
- メニューバーのアイコンから「権限を確認…」を開きます
- 「設定を開く」を押し、「アクセシビリティ」の一覧で VoiceInput をオンにします
- 一覧に VoiceInput が出ないときは、メニューの「アプリを Finder で表示」で出てきた VoiceInput を、一覧へドラッグしてください
4. 使い方
- 文字を入れたい場所(メール、チャット、メモなど)をクリックします
- ⌥ Option と Space を同時に押すと録音が始まります(「ティン」と鳴ります)
- 話し終えたら、もう一度 ⌥Space を押します(「ポン」と鳴ります)
- 文字に直されて、カーソルの位置に貼り付けられます
モードの切り替え
メニューから2つのモードを選べます。
- 高速入力モード(Mac内ですぐ変換) Mac の中だけで文字にします。AI もネットも使いません
- 通常モード(AIで漢字を補正) 文字にしたあと、Claude が漢字の誤りや言い直しを整えます。準備が必要です
そのほかの機能
- 直近の変換結果 これまでに入れた文字を、もう一度コピーできます
- 用語辞書を開く よく使う社名や専門用語を登録すると、その表記に寄せて変換します
- 人名の読みを登録… 「読み」と「正しい表記」の組み合わせを登録できます
- 仕上げの文体を設定… 「チャットでは短く」「メールでは丁寧に」など、通常モードでの整え方を指定できます
「〜じゃなくて、〜」と言い直したときは、前半を消して後半だけを残します。英数字と日本語のあいだには半角スペースが入ります。
5. AI 補正を使う(API キーか Max プラン)
通常モードでは、Anthropic の Claude を使います。次のどちらかをご用意ください。
A. Anthropic の API キーを使う
使った分だけ Anthropic から請求されます。Claude の月額プランに入っていない方は、こちらが手軽です。
- Anthropic Console に登録し、支払い方法を設定します
- 「API Keys」でキーを作成し、表示されたキー(
sk-ant- で始まる文字列)をコピーします
- 音声入力のメニューで「Claude APIキーを設定…」を押し、キーを貼り付けて「保存」を押します
- メニューで「通常モード(AIで漢字を補正)」を選びます
キーは Mac のキーチェーンにだけ保存され、設定ファイルやログには書かれません。消すときは、同じメニューの「キーを削除」を押してください。
B. Claude Code の Max プランを使う
Claude の Max プランをお使いの方は、追加の料金なしでお使いいただけます。API キーを入れていないときは、こちらが使われます。
- ターミナルで Claude Code を入れます
curl -fsSL https://claude.ai/install.sh | bash
- ターミナルで
claude と打ち、案内に沿って Max プランのアカウントでログインします
- 音声入力のメニューで「通常モード(AIで漢字を補正)」を選びます
「入力画面を参考にする(端末内)」をオンにすると、入力中の画面の文字を手がかりに、人名や社名の表記を合わせます。その文字を Claude にも送ってよいかは「画面の参考情報もClaudeに送る」で選べます。
6. どのデータがどこへ送られるか
| 音声 | Mac の中だけで文字にします。外へは送りません |
| 文字にした内容 | 高速入力モードでは送りません。通常モードでは、API キーまたは Claude Code を通じて Anthropic へ送ります |
| 入力中の画面の文字 | 「画面の参考情報もClaudeに送る」がオンのときだけ、Anthropic へ送ります |
| i-SHOT への送信 | ございません。i-SHOT のサーバーには何も届きません |
メニューの「Jevの設定…」は、TypeSafe 社の表記補正サービスを使う任意の機能です。お使いになる場合は、画面に出る送信内容と保持条件をご確認ください。